「縁があるのではない、それはおまえの執着だ。
縁が切れたのではない、切ったのはおまえの我だ。
軽々しく「縁」という言葉を使うな。
本当の縁はこの雪片のように美しく、
舞うように舞い、落ちるように落ちる。」
上は・・・誰の言葉か知らないが、人生の師からむか〜し聞いた言葉。
以下は、最近読んでる小林秀雄の言葉の数々。
深い。
染みる。
「誤解されない人間など、毒にも薬にもならない。
そういう人は、何か人間の条件に於いて、
欠けているものがある人だ。」
●
「人間は憎みあうことによっても協力する・・・・。」
●
「自分自身を守ろうとする人間から、人々は極く自然に
顔を背けるものである。
他人を傾聴させる告白者は、寧ろ全く逆なことを行うであろう。
人々の間に自己を放とうとするであろう。」
●
「忍耐とは、かんしゃく持ち向きの一徳目ではない。
私たちが、抱いて生きて行かねばならず一番基本的な物は、
時間というものだと言っても差し支えないなら、忍耐とは、
この時間の扱い方だと言っていい。
時間に対する慎重な経験の仕方であろう。
忍耐とは、顧みて、時の絶対的な歩みに敬意を持つ事だ。
円熟とは、これに寄せる信頼である。」
勉強になりました。
わしも、彼女に去られて失恋したのじゃなく、わしに失恋した彼女が去っていったのだと思うのです。
「本当の縁はこの雪片のように美しく、
舞うように舞い、落ちるように落ちる。」
心に染みる言葉です。
「人間は憎みあうことによっても協力する・・・・。」
これは実感。。。
「縁」についての日記から察するに、おーもりさんは転換期というか、新たな展開期を迎えられたのでしょうかね〜。
最近観たドキュメンタリー映画でね。
90歳まで現役だったある歌舞伎俳優(人間国宝・故人)がいて
若い時は評価も高くなく、関西歌舞伎の絶不調期の時は、
大好きな芝居も出来ず、晩年は全盲になりながらも
舞台に立ってはったんやけど、本人には微塵の暗さもなく、
清らかなたたずまいと、風のように自在な芸の境地に、
ただただ感銘したの。
それは時間に対して、絶対的な敬意を持ちえていたから出来たのだと
おーもりさんの日記で、気がつかされました。
縁て、前世からのもの、今生生まれるもの(必然として)
そして何度も繰り返すものだと思っています。
今必要だから、でも反面教師としての縁もあり、心穏やかにたおやかに過ごす
その為の縁もあるって・・・
そんなこと思っています。
確かに執着は知るべき学びや見るべき己の心の鏡を曇らせてしまいますよね。
課題、、、だと思います。無着って。
なんか、いろんな意味でハッとしました。(;゜〇゜)まだまだ勉強不足ですね、僕はσ(^-^;)
>むーさま
「わしも」・・「も」って、・・。(苦笑)
むーさま、失恋したのですか?
それはきっと、より素敵な人のために席を空けてくれたんですよ。
>かーちん
土星の影響ですかねぇ(苦笑)。
何故そーなる?!!!という・・・。
試練はそれをのりこえるべきチャンスでもあります。
自分の成長のために必要な事なのでしょう。
人生3度目の大失恋が1月末にありましたねえ。今度会ったら詳しく。
>かぶ吉ちゃん
視野狭窄・・とは私の事でありますが、この最語にあげた言葉、
わたしも非常にずっしりきました。
自分が何を求めているのか、どうなりたいのか、はたまた
自分の、人の、それぞれの成長を「焦らず、慌てず、あきらめず」。
そういう視野で生きていくぞ、と決意。
>ZENさん
ふう〜、みなさんの、とっても真摯なコメントに感謝です。
ZENさんのお言葉も、ほんとうに様々な体験とリアルな実感を伴ってこそ
仰れる言葉ですよね。
友達ってありがたい。。。
しかし、なんというか、人間関係というのは、ある一時を区切ってみれば
「コレが終わり」だの「これが始まり」だの言えるわけですけど、
それも大きな流れからすると、その先はわからんものなのですよね。
これは、年をとればとるほどに、人間の(そして自分の)
弱さを許容出来るようになるからなのであって、
しかも人はどんどん成長していくもんだしね。
しようと思っていれば。
ゆるやかに繋がり続ける、というのが人間関係というもんなのでは
なかろーか、と思っているわけなのです。
だからね、落ちてるわけじゃないのよ。
>moonlightちゃん
もうね、ハッとすることばかりですよ、私も。
しかし、なんか掴みかけてきてるような良い感じも。うふ。
忍耐と時間の関係性は長き闘病時代に理解した覚えがあります。

)埼玉に拉致られて早6年。環境はある意味、強制的に変えられてしまった方が順応するまでに時間が少々かかっても、非常に本質的な自分と向き合いながら生活がしていけるような気がします。
始まりと終わりの線描って私はあまり考えた事がないかも
『気がつけば……』って事が多すぎるのか…『焦らず…急がず…』は当時の私には命に関わる大切な事だったようで(今になっちゃ、人事
>kako(中性)さん
「あせらず、あわてず、あきらめず」は、私の場合、自分の事でも
あったりします。
仕事しかり、己の性格しかり、対人関係しかり。
「もう、あかーん!ばかばか!」なんて、自分を責め立ててはいかん!と。
ま、もともと気は長いんですけどね。
年々長くなる(さすが牡牛座。わはは)
>むーさま
そうなんですかー。
「人生3度目の大失恋」かぁ、是非聞かせてくださいまし。
「大」ってことは相当なヤツですね、そりわ。
それにしても小林秀雄は凄い!
って、今更・・・なんですけど、まったく読んだこと無かったんだけど
う〜〜ん、すげぇなあ。
ああいう大人、いや、オトナじゃなく、この場合「たいじん」と
読むのがふさわしいでかさ!
もう、勝手に人生の師とあおいじゃうよ。
知だけの薄っぺらさじゃない本物。
肉体から出る言葉。
素晴らしい。
From moment to moment
Every moment that I live
Just a ordinaryday Becomes adventure
Such sweet adventure I never knew!
<それはきっと、より素敵な人のために席を空けてくれたんですよ。
なんて、、ことを、ひとごとなら、するっと言えるのにいい!きみい!
そのとおりと、おもいまするよ!
まあ、人生に無駄なしでござりますので、、受け止めて、いくことにつきるんでしょうな、、、。
しかし、ま、いまんとこは、、吐き出して、文章化していくのじゃねえ。
すると、、なんかつかめるもんです。
のみこんで、、濾過して、、うんちで、、だそーーーぜ!
(あ、つい、、熱くなって、下品に、、きゃ!)
>キャスカ萌へ〜
ほんま。先にどんな楽しい出来事が待ってるかわからんもんね。
今はじっくり考えたり、目の前の事をおろそかにしないで
やっていきますわ。
>みゆっきー嬢
へへへ、そうなんですのよ。
「人生に無駄なし」
まったくその通りでございますよ。
わたくしの預かり知らぬ、たかーーいところの視点では
なんかが動いているのでしょうな。
私に出来ること、というか、すべきことは、ちゃんと引き受けるって
ことです。はい。
ありがとねー。
思い出すとね、、第二夫と別れて、やさぐれて、うち果てていた頃はこんな
明るい現在が待ってるって、、、思いも、、よらなんだよ!実際。
人生は不思議です!
ま、びんぼ、だけどね。
肉体は老いに向かっているというのに、脳は記憶を蓄積し続け細胞分裂。
あるとき、ジュンサイとか柳とかの空力抵抗の低いスルリ人間を目指すことにしました。
問題から逃げるというコトじゃなくて、燃費のいい生き方とでもいいますか・・・。
忍耐は相手を信じて思いやっている時間でもあるのではなかろか?
それでも抵抗したくてハリセンボンにふくれて疲れたりしてね。
でも、それも良しとしてます。ゆるいですか〜? 理想の私像は遥か彼方。。。
ま、ぼちぼちいきましょ。
>みゆっきー
いやぁ、全く人生は不思議で楽しい。
我が人生ながら目が離せませんな。
かな〜りスリリング。わっはっは。
びんぼ、ったって、金じゃあ絶対買えないもん、たっくさんあって
豊かさ〜。
>ユミータ
「ジュンサイとか柳」いいね〜、それ。
私も最近、自分の身体を水みたいにイメージするようにしてますのよ。
水って、どんなところにも入り込めて形を変えられるじゃん。
そういう意識でいるとけっこう楽なんだねぇ。
自在っていうかさ。
頭と身体のこわばりも取れるってもんよね。