久方ぶりに、本当に久方ぶりに身体中の全細胞が、
怒りと、憎悪と、嫌悪と、悔しさとで沸騰した。
以前、ひどい別れ方をした男。電話での会話。
ああ、この人は同じことを繰り返しているんだな。
聞きたくもない今つきあってる女のことなど聞かされて、
怒りが沸点に達した。
なんでそんな話を私にする?
何事もなかったかのように。
面倒くさいことは一切押し付けて、いきなり姿を消した奴が。
勝手にやってれば?
たまりかねて言った。
「誰と付き合っても同じよ。恋愛を、うまくいってない事の逃げに
使ってるだけだもん。」
「そうかも。じゃ、どうすればいい?」
どうすればいい?
どうすればいい、だって??
聞くなよ。自分で考えろよ。
その「優秀だ」って自慢してる頭は飾り物かよ。
やってろ。一生。
「かわいそうな僕」を演出してろよ。
何があっても、悪いのはいつも、誰かで、何かで、
「あなた」で、「僕じゃない」。
いつも、もっともらしい言い訳を用意している。
巧妙に自分の弱さを小出しにして利用して。
可愛いのは自分だけ。
利益があるかないかでしか人と付き合えなくて。
愛を求めてる風なことを言いながら、その実、愛ってものを
全くわかってなくて。
虚栄に満ちた、薄っぺらい俗物野郎。
底の浅さが悲しいよ。
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読んだみんなが引く覚悟で書いた上の文。
だけど、これもリアルな私だったりする。
付き合ってる当時、我慢に我慢を重ね、怒りを相手にぶつけた事も、
目の前で泣いた事もない。
不満を口にしたこともなかったかもしれない。
不機嫌になられるのが怖かったから。
それは惚れた弱みってヤツでもある。
でもね。
別れた相手に対して、「本当に、こいつはだめなんだな」と
思うくらい悲しいことは無いよ。