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・・・・に、福岡まで行って来た。
個展の時に映像を創ってくれた西原一平くんが
映画撮影を開始していたので、その助っ人として
行ったんである。
といっても、撮影終了間際のほんの数日、食事づくりの
お手伝いをしたにすぎないのだけれど。
なんというか、帰ってきてから、どうにもぼーーーーっと
してしまっているんである。
これはアレに似てるな。
そうそう、初めてインドに行ったとき、帰国してから
しばらくぼーーっとしていたような、あの感じ。
未知の経験で、しかも、その情報量の多さに
「う〜〜〜ん、なんだかどえらい経験をしてしまったような・・」「しかし、このどえらい感は人に説明しようとしても
不可能なような・・・」
そんな感じ。
映画制作の現場、それ自体の面白さもあったのだろうが、
多分、これから何かをやっていこうとしている
人たちの、ぐいぐい伸びてゆく情熱のようなものに
圧倒されたのかもしれない。
で、たまたま書店にて内容も一切知らないままに
「こいつはくさい!(面白げな予感)」と
「表紙買い」をした「ソラニン」(浅野いにお著・小学館)
というマンガにも似たようなものを感じたりして。
こちらは、これから社会に出ようとしている人達の、
「したいこと」と「これから自分はどうなるんだろう」という
狭間での葛藤なんかをリアルに描いているから、
一種、出口のなさもあったりして、そこがリアルでもあり
息苦しくもあるのだが。
「やりたいことをやるしかないだろ!」
という映画制作スタッフや役者陣とは、そこのところが
違うけれど、しかし、誰もが自分の夢を
追い求めているのだな、というあたりに
共通項を見いだしていたりする。

はあ〜〜〜っ、。。。。
というわけで、昨日、無事に個展終了した。
たっくさんの人が来てくださって、本当に大感謝です。
一度見に来てくれた方が、ほかの方に「見に行ったほうが
良い」と伝えてくれ、そうしてお越し下さる方も何人もいて、
更に感謝!!
何度も個展はしているけれど、もっと会場が大きな場所でも
やってはいるけど、今回ほど満足のいく展示になったことは
ない。
というのも、新しい展示の試みをしたことが
大きな要因かと思う。
ただ作品を置くだけじゃなく、映像と音と立体と、
全体でひとつの世界をつくろうとしたこと。
それらが、全く同じ質量と素晴らしく高いクオリティーでもって
作品世界を盛り上げてくれた。
映像を創ってくれた一平ちゃん、
音を創ってくれたマサくん、
ありがとう!!
仕事をやりくりして、なんとか最後の4日間はずっと朝から夜中
まで会場にいたのだけれど、そのかいあって、多くの方々とも
お話出来たし生のありがたい感想も聞けたし、
沢山の新しい出会いもあって、これほど意義のある展示って
過去にはなかったな。
個展をやる前は連日とんでもないストレスとプレッシャーで
眠れない日々が続いたりして
「本当にちゃんとした展示が出来るんだろうか」
と不安で一杯になり
「なんで引き受けちゃったんだろ」
と激しく後悔もしたりして
空間をどう作っていくかも、もんもんとしたりして・・・
だったが、
いや、ほんと、やって良かった。
来て頂いたみなさんにもお会いできて良かった。
素晴らしい写真を撮るカメラマンさんにも
「この子(立体)たちも、たくさんの人の気をもらって
すんごく良いんじゃない」と言われたが、ほんとそう思う。
アトリエの棚にしまいこまれているだけじゃあ可哀相だ。
作品をつくる人なら誰でも、自分がつくったものに
対してそう思うんじゃないだろうか。
とにもかくにも、お越し下さったみなさん、
ありがとうございました!